FF11 RMTスクウェア・エニックスは本日(2月9日),同社が運営を行うMMORPG「ファイナルファンタジーXI」で,不正な手段で得たゲーム内通貨でRMTを行っていた700アカウント以上を強制退会処分としたことをPlayOnlineの「こちら」で発表した。
同社の発表によると,この不正は2005年末から2006年1月にかけて断続的に行われており,それによって得たギル(ゲーム内通貨)でRMT(リアルマネートレード)を行う集団の存在が確認されたとのこと。追跡調査の結果,特定できた不正を行う700アカウント以上を強制退会処分としたようだ。なお,この不正行為への対策は,1月18日から2度にわたるアップデートで完了しており,この退会処分となったアカウントのキャラクターが所持していた3000億ギル以上も消滅しているとのことだ。
FF11 RMT同作では,2005年末から急激なインフレが起こっていたが,2006年1月末から2月にかけてインフレがやや収まってきていた。今回の発表は,不正が行われる前の状態に戻るタイミングを見計らってのものだといえる。ただ一つ気になるのは,今回の対応が「不正な手段」でRMTを行っていたアカウントに対してという部分だ。公式発表のコメントだけを見る限り,Scarlet Blade RMT,通常の手段でギルを得てRMTを行うアカウントへの対応はしていないことになるが……。ともあれ,ここまでの大規模な対応とその発表は大いに評価できるので,同社のこれからにも期待したいところだRMT。
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