? 稲船氏: それが,実に5割以上の人がポジティブな意見をくれたんですよ。「稲船,なかなかやるじゃん?」って(笑)。それと,発表前は「モンスターハンター」や「DARK SOULS」と似たようなゲームじゃないのかと言われていましたが,今はもう,そういう声はほとんど聞かなくなりました。SOUL SACRIFICEが従来の作品とはまったくコンセプトの違うゲームだと,皆さんにお伝えできている感じています。 : 国内外を問わず好評で,稲船さんも一安心だと。 稲船氏: ええ,ファーストインプレッションは満点を付けられると思います。……でも,それはつまり「ハードルが上がった」ということでもあるわけですよ。今の期待値となると,もはや普通のゲームを作るぐらいでは怒られてしまいます,ドラクエ10 RMT。期待してくれている人を満足させられるようなゲームにしようと,スタッフ全員で活を入れて頑張っているところです。 : 期待している皆さんは,早く実際に遊んでみたい,そうでなくとも,動いているところをじっくり見たいと思っているのではないでしょうか。そういった機会はまだしばらくないんですか? 稲船氏: いつとは断言できませんが,そう遠くないうちに触れる機会を作りますよ。よく「稲船は海外市場ばかりを見ている」なんて言われますけど,ちゃんと日本だって見ていますから。ぜひ楽しみにしていてください。 日記を追体験して「得たもの」が主人公に影響する? : SOUL SACRIFICEってずいぶんグロテスクな雰囲気になっていますが,あれは稲船さんの好みでデザインされているんですか? 稲船氏: 別にグロテスクにしてほしいという指示を出しているわけではないですよ,DQ10 RMT。 : では,コンセプトに合わせて作ったところ,結果的にこういったデザインになったという感じでしょうか。 稲船氏: そうですね。例えばモンスターにしても,欲望に負けた人間の成れの果てというコンセプトがあるので,それがスラっとした格好いい外見になるわけがありません。欲望にまみれた醜い身体になってしまうはずですよね。魔法にしてもそうです。自分を犠牲にするほどの魔法が,小奇麗になるはずはないと思うんですよ。 : 自分を犠牲にする魔法というのは,ゲーム中ではどういった表現になっているのでしょう。魔法によっては,使った後に身体の一部がなくなってしまうわけですよね。 稲船氏: そこは,SOUL SACRIFICEで起こる出来事はあくまで「日記の追体験」ですから
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