Sony Online Entertainmentが6月に発表したは,DCコミックスの世界観をベースにしたオンラインゲームだ()。コミックがもとになっているということもあり,詳細は7月24日から27日までアメリカのサンディエゴで開催される「Comic-Con 2008」で大々的に明かされる予定。 1週間後に大きな発表の場が控えているという状況では,さすがに新情報はあまり発表されず,明らかになった情報は断片的なものだった。ここでは,以前発表された内容をまとめつつ新情報を交え,DC Universe Onlineをあらためて紹介しよう。発表時には公開されなかったスクリーンショットなども公開されたので,ゲームのイメージがよりつかみやすくなっている。 プレイヤーは,ヒーローか悪役のどちらかを選んでキャラクターを作る。MMOゲームと紹介されることがあるようだが,作ったキャラクター同士でパーティを組んで,さまざまなミッションを行なうというスタイルなので,MOゲームといったほうがいいだろう。また,ugg ムートン,キャラクターには成長要素はほとんどないので,いわゆるRPGと形容するのも難しい。 SOEのクリエイティブディレクター Chris Cao氏 従来のゲームシステムだと,なんらかの形で手に入れた経験値などを使って,ugg ブーツ,さまざまなスキルを習得したり,能力値を上げたりという手法が採られることが多かった。だが,本作のクリエイティブディレクター Chris Cao氏は,「飛べないスーパーマンなんてスーパーマンじゃない!」といい,プレイヤーはいきなりスーパーヒーローになれると語っていたのだ。もちろん成長要素がまったくないというわけではなく,ある程度完成された状態から遊べ,そこから成長していくのだという。 本作はアクション要素が強く,目から光線を出したり,飛び回ったりしながら,さまざまなミッションを達成していく。ミッションによっては,スーパーマンなどの有名ヒーローを手助けするといったものもあるのだ。かなりドタバタ感が強くなっており,突然巨大な氷が飛んできたかと思えば,蛇のような形をした炎が襲ってきて,めまぐるしく場面が変わる。間髪入れずに攻撃を仕掛けられることもあり,ボーっとしていたらあっという間にやられてしまいそうだ。 いまのところ,PC版とPLAYSTATION 3は同じサーバーでプレイできるようにしているという。だが,ハードによってプレイヤーの属性が大きく異なっているので,場合によっては別々になる可能性もあるということだ。また,サービス開始日もきっちりとは決めておらず,テストでの要望に応え,納得できるものになったときにスタートさせるということだ。 いままでの取材経験からいうと,発売日/サービス開始日に関してこういった発言があったときは,かなり待たされることになってしまう場合が多い。だが,Comic-Con 2008でプレイアブル出展するということなので,開発はある程度まで進んでいるのだろう。 いきなりスーパーヒーローとしての特殊能力をガンガン使える本作は,ちょっとした息抜きなどにも使えるかもしれない。いろいろと期待が膨らむが,まずは約1週間後に迫った,次の情報公開を待とう。
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