。 今回のインタビューは,僅か20分程度の短いものではあったが,本作に対する上田氏のこだわりや情熱,そしてその奥に潜む思想の片鱗をうかがい知るには十分な内容であった。「ICO」や「ワンダと巨像」が我々に与えてくれた驚きいや,それ以上の驚きを,本作にも期待してやまない。本当に完成が待ち遠しい一本だ。 (PSP)セガ 6090円(税込)/2010年1月21日発売予定 会期中は忙しくてあまり見ていられなかったのだが,筆者的に一押しというか,早く遊んでみたいタイトルが,セガブースで出展されていた「戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校」だ。PS3用タイトル「戦場のヴァルキュリア」の続編に当たる本作は,プラットフォームをPS3からPSPに移し,さらなるプレイヤー層の広がりを企図した作品である。 そのサブタイトルからも分かるように,今回の特徴は,なんといっても「学園物」の要素を取り入れた部分。実は本作が正式にアナウンスされた時,筆者は思わず「そう来たか!」と唸ってしまった経緯があったりする。というのも,PSPのプレイヤー層(中高生が多い)など,もろもろのことを考えると,ゲームの内容とマーケティング的な要素を巧みにすり合わせている好例に思えたからだ。 とはいえ,そうした一方で「子供が戦場で戦う」という,カバル RMT,学徒出陣のような重いテーマ性も併せ持つあたりは,開発者の矜持というか,そのこだわりを感じるところ。来年の発売が楽しみである。 (PS3)ソニー,pso2 rmt?コンピュータエンタテインメント 5980円(税込)/10月15日発売予定 上記の二つはまだ発売が先になるタイトルだが,直近で「これは買おう」と思わせられたのが,PS3用のアクションアドベンチャー「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」だ。本作を手がけるNaughty Dogは,あのクラッシュバンディクーシリーズの開発元としても知られる一流のゲームデベロッパ。その開発能力には定評がある会社だ。 前作「エル?ドラドの秘宝」もかなり評価が高かったアンチャーテッドではあるが,その続編にあたる本作の出来映えは,まさに特筆すべきレベルに達している雰囲気。評価版によるレビューが載り始めている海外メディアでは,すでに各所で絶賛の声が上がっており,でもその得点を利用しているmetacritic.comでは,なんと97点という凄まじいまでの高評価を獲得している。ちなみにこれは,全PS3タイトルの中で歴代2位となる得点である
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