2013年4月2日火曜日

ASUS,144Hz駆動・応答速度1msのゲーマー向け液晶ディスプレイ「VG248QE」を3月23日に発売

 2013年3月21日,ASUSTeK Computer(以下,ASUS)は,最大垂直同期周波数144Hzと中間調応答速度1msに対応する,解像度1920×1080ドットのゲーマー向け24インチ液晶ディスプレイ「VG248QE」を,3月23日に発売すると発表した。メーカー想定売価は3万7800円前後とされている。


液晶パネルを縦回転させるピボット機能も搭載。
 ASUSでは2012年10月に,27インチサイズでリフレッシュレート144Hzに対応した液晶ディスプレイ「」を発売している。
 VG248QEはその24インチ版という位置付けの製品だが,中間調(GtG)の応答速度が1msまで高速化されており,表示の速さや残像感の低減という面では,VG278HEをやや上回る。VG248QEの仕様によほど自信があるのか,ASUSではこの「144Hz+1ms」の組み合わせに,「Trace Free IIテクノロジー」という呼び名まで付けているほどだ。

 VG278HEのレビューで,遅延の大きさに影響しているのではないかと指摘されたASUS独自の映像エンジン「Splendid」は,VG248QEにも搭載されている。ゲーマー向けを標榜しているVG248QEだけに,遅延については改善されていると期待したいところだ。
 なお,NVIDIAの3D立体視システム「」に対応しつつ,アクティブシャッター付きメガネやIRエミッタが付属しないというのは,VG278HEと共通である。
 映像入力端子として,DisplayPort 1.2,DQ10 RMT,Dual-Link DVI-D,HDMI 1.4をそれぞれ1系統ずつ搭載するので,FF11 RMT,接続する機器をあまり選ばないのも利点といえるだろう。2W+2Wのステレオスピーカーを内蔵し,3.5mmミニピン端子のラインイン音声入力と,ヘッドフォン端子も備えている。


 ASUSTeK Computer Inc.(略称ASUS)は,本日,FPSやRTS,フライトシミュレーターなどのPCゲームに最適な24型ワイド?ゲーミングディスプレイ「VG248QE」を日本向けに発売すると発表しました。
2013年3月23日(土)から販売を開始する予定です。

 リフレッシュレート144Hzの高速駆動と,1msの応答速度(グレー→グレー)の組み合わせによるTrace Free IIテクノロジーを搭載し,動きの激しい映像やPCゲームでも残像のないクリアな映像表現で,高性能ビデオカードの能力を余すことなく引き出します。超高速リフレッシュレート対応のDisplayPort 1.2とDVI-D(デュアルリンク)に加えて,ゲーム機やブルーレイディスクプレイヤーの接続に便利なHDMI 1.4入力端子を搭載し,PCゲームだけでなく様々なエンターテインメントを楽しむことができます。GamePlusホットキーを押すだけで,FPSでは画面内にAimポインターを表示し弾道を予測したり,RTSでは刻々と迫る時間を表示することができます。90°回転して縦型ディスプレイとして使用できるピボット機能も搭載し,柔軟なマルチディスプレイ環境を構築できます。

□発表製品:
製品名:VG248QE
発売予定日:2013年3月23日(土)
価格:オープン価格(予想実売価格:37,800円)

主な仕様:


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